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MJBC

第1回「ミャンマーでの人財育成」

MJBC設立
2014年6月15日にミャンマー共和国 ヤンゴンに初の民間人材育成コンサルティング会社を設立いたしました。
オープニングセレモニー TVインタビュー 50歳にして海外での仕事は初体験。
ミャンマーってビルマ? 竪琴? 中井貴一?
くらいの知識しかなかった割に、
平気で飛び込んでいけたことが今でも不思議です。
暑さと蚊と食べ物との闘いからスタートし、
ミャンマーの方々との話し合いのむずかしさ、
スタッフとの仕事のむずかしさへと、
常に「むずかしさ」を感じながら
仕事をしているように思います。
これも、私の経験不足が要因です。


ミャンマーやミャンマー人の考え方、異文化については多くの文章が出ていると思いますので、いろんなサイトをご参照ください。

■ミャンマーブログの1回目は「ミャンマー人とのお仕事」について
MJBCは
①会員制のセミナー提供 年間20万円で144日間のセミナー受講が無料
②個別コンサルティング 
③通訳などのエキスパート派遣 
④ビジネスマッチング などを手掛ける会社です。
MJBC's社内 ミャンマーは2015年が大きな転換期であり、総選挙後には間違いなく外資が入ってくる状況で、ローカル企業の成長・発展のお役にたつ「Leading to Success」を掲げています。
ボードメンバーはエグゼクティブアドバイザーの光富敏夫講師の受講生であり、ミャンマー大手企業のオーナー方です。スタッフも研修業務には慣れているメンバーを中心に5名で運営をしております。
私も、GMとして光富講師の講義より「ミャンマーで働かせてもらっているという意識、その国の情勢を見極めることの重要性」等を学びつつ、ある言葉を忘れずにメンバーとかかわっています。
「結局、やるのは彼らなんだよ。日本人はさっさとやってしまうがそれではだめ。彼らができるようになることが大事」
「根気だよ。指示10回 3か月 でき6割」
その言葉を聞いたときは、胃が痛い・・・マジか!ヤバい!引き受けるんじゃなかった!と思いましたが、自ら実践している光富講師の背中を見つつ、学ぶ日々です。ぶちきれつつ、楽しみつつといったところです。

さて、現在ヤンゴンでは、ローカル企業も日系企業も離職率の高さが問題になっています。ミャンマーの方々の「長く働く=1年」ですので、育ったころには辞めてしまう。1日の仕事が終り「お疲れ様でしたー!」と元気よく帰った1時間後に電話で「辞めまーす」は日系企業様から聞いた話です。
あるミャンマー企業様では、打ち合わせ時にいらしたマネージャー4名のうち3名が、次の打ち合わせまでに退職なさっている例もあります。

ミャンマーでは仕事のできるHRマネージャーが10名しかいないといわれています。つまり、人事に関する制度、育成制度が整っていません。
しかし、そのような中、離職がほとんどない企業もあるのです。
旅行会社様事例 家族のように暖かい会社さん。他社に比べると給与も低いし、なんでやめないのかわからないとおっしゃっていましたが、お話の中にいろんなヒントがありました。MDが「メールで送ってきた報告は基本的に読まないから、ちゃんと顔を見て話せと言っているんだ」 「ある程度好きにさせているんだよ」とはおっしゃいますが、スタッフの方々もMDの判断ラインをよく御存じの様子。いつも伺うとあたたかい家族のような雰囲気を感じます。

あるミャンマー企業様では、転職で新しく入ってマネージャーの方が、悩んだことも多かったけど、常にオーナーが肩を叩いて「あなたならできるよ」と言ってくれる。だから頑張れるとい方もいらっしゃいます。
どの国も同じですね。
また、シェア80%以上の建築関連素材の会社の従業員の多くは、勤続10年以上です。そのメンバーに聞いても「会社が好き」「会社が自分たちと代理店に良くしてくれている」と社員の方々がイキイキした笑顔で答えていました。ちなみに営業にはノルマもあり、1か月1億円だそうです。建設ラッシュですから、そんなものかもしれません。

また、どの企業様にも、勤続18年とか・・ベテランの女性がいらっしゃいます。その方がローカルメンバーを仕切っており、駐在員のサポートもしている印象が強いです。女性はよく働きます。男性は・・・・・。育児休暇も3か月くらいで復職なさるようです。

人口5140万人(ヤンゴン750万人)平均年齢28~29歳、ASEANロードが通るという「発展の条件」がそろっている唯一の国です。
賃金の安さで進出を考えていらっしゃる企業様も多いことと思います。インフラ整備や総選挙後の情勢を見極めてから進出を考えているという企業様も多いのか、うわさが先行しているのかわかりません。
ワーカークラスで1.5万円 オフィススタッフで2万~3万円 マネージャークラスで4万~8万円
ミャンマーにで25年以上お仕事をなさっている方(次回ご紹介します)がおっしゃっていました。
「今、ヤンゴンで1万円で生活はできないよ。給料で働いているんじゃないんだよ。信じられないかもしれないけど、ヤンゴンで車を持って、家を持っている人たちは資産1億円を超えていると言われてるよ。」 まさに激動の国です。

今後の海外進出を考える時、ミャンマーは外せない国の一つとなるでしょう。であるならば、今からミャンマーの文化を知っておくことは日本企業にとって必ずメリットになります。
さて、余談ですが、人口5140万人、ヤンゴンの人口750万人。土地・賃貸がマンハッタンを超えたと言われるヤンゴンでは、我々が想像する以上にミャンマーの方々は資産を持っています。また、貧富の差も激しくなっています。比較的豊かな層の若い女性のバッグ・化粧品はシャネルなどのブランド品、男性のサングラスは何故かレイバン。韓流ブームの影響かもしれません。メルセデスベンツは月20台売れているそうです。ベンツ・BMW・マセラッティのショウルームは素敵です。先日、渋滞に巻き込まれているランボルギーニを見て笑いました。

MJBC風景


<第2回「ミャンマーでの日常」>

【ミャンマービジネス体験のご案内】
ミャンマーで研修事業をスタートさせて約半年が過ぎました。その間、ミャンマーとの文化の違いや商習慣の違いに戸惑い、時には憤慨しつつも、何とか事業として続けてこられたのは、基本的なミャンマーの方々の人柄の優しさのおかげだと実感しています。その優しさが、ビジネスにおいて我々の理解できない行動となることも多く、文化の違いを感じている日々でもありました。

ミャンマービジネス体験訓練

さて、今回、ミャンマービジネス体験プログラムのご紹介をいたします。別名「修羅場体験」。
実際に日本人の方々からは「ミャンマーでの仕事は修羅場ですー・・・」という声が聞こえてきます。
生活習慣の違い、食習慣の問題、言葉の問題、海外ビジネスに慣れていない方々との仕事などさまざまな修羅場があります。
では、なぜミャンマーなのか?

①日本で報道されているミャンマーの発展状況と現地は全く異なるから
②よって修羅場体験がしやすいから
③文化、商習慣の違いを感じながら仕事をしていただきやすいから
④治安は安全だから etc

視察も一段落した昨今です。視察ではわからないことも多々あります。ぜひ、ミャンマービジネス体験で真のミャンマービジネスをご体験ください。


 

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